【海外リーグに向けて3】

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前回は、海外の球団が僕に興味をもってくださり、オンライン面談をする予定でした。

しかし、面談の予定時刻になっても全く現れず・・・

結局、一時間半ほど待ってパソコンを片付けようとしたタイミングで、

「ごめんなさい。練習が長引いてしまって今日は面談できそうにありません。」と連絡が来ました。

そして、翌日に面談しようとなりましたが。

果たして無事に面談することができたのでしょうか・・・?

【翌日】

翌日(9月10日)は和歌山ウェイブスが練習日だったので、練習をしてから午後18時30分に面談予定でした。

和歌山は、山が多くて寮は電波が悪いので、電波の良い街のマクドナルドに行きました。

18時頃から準備のためにパソコンをつなげて待ちます。

しかし、先方はまた18時30分になっても現れませんでした。

でも前日の例があったので待っていると、メッセージで「もう少し待ってね」と連絡が来ました。

「よし!今日こそは面談だ!」と気持ちを高ぶらせましたが、結局面談が始まったのが21時。

これが「文化の違い」なのか?(笑)

もう、20時を越えたあたりからは、時間間隔がおかしくなってきて面白くなってました。

「いったい何時に始まるんだろ?」

エージェントさんの話では、面談はMicrosoftのteamsで行うと言われていましたが、

FacebookのMessengerのビデオ電話がいきなりかかってきました!

「急すぎだろ!予定時間と異なってスタートするんだから、今から面談できますか?とか確認ないのか!(笑)」

だいぶ、びっくりしましたが、ビデオ電話に出ました。

「Hi!YUTO!」

めちゃくちゃ、元気な声で50歳くらいの球団関係者が笑顔で話してくれました!

僕は英語全くできません。

なので、とりあえず、「ハーイ!サンキュー!オー!サンキュー!」とよく分からないことを答えときました。

その後に、相手の人が「キャン ユー ヒアー?」と聞いてきました。

僕も高校まで英語習っていたので、「Here」=「ここに、ここで」みたいな意味だろ?

意外と英語って簡単だな!

あぁ、なるほど!「ここであなたなにをしていますか?」みたいな感じか!

オカムラ翻訳で、瞬時に翻訳できたので、マクドナルドにいた僕は、

ドヤ顔で「カフェ!!カフェテリア ナウ!」と言ってやりました!

このドヤ顔は、ホームランを打ったあとゆっくり回るべーズランニングくらいドヤってました!

しかし、相手は首をかしげて困った顔をしています。

そのあと、「キャン ユー ヒアー?」「キャン ユー ヒアー?」「キャン ユー ヒアー?」と3回くらい聞いてくるので、

僕も笑顔で「カフェ!カフェ!マクドナルド!」言うていたら、ビデオ通話終了で切られちゃいました。

18時30分から約2時間半待ち続けて、ビデオ電話時間は1分30秒。

衝撃とネタ感Maxの内容となった面談となりました。

【キャン ユー ヒアー?】

面談後すぐ知り合いに、この話を話したら、

「キャン ユー ヒアー?」って、「Can you hear ?」ですよ!

「hear」=「聞く、聞こえる」

「Can you hear ?」=「あなた聞こえていますか?」という意味ですよ!

このように言われて、ハッとしました。

僕は、「hear」と「here」を間違えていました。

あぁ、相手は「あなた聞こえていますか?」って言ってたんだ。

僕が笑顔で「カフェ!カフェ!マクドナルド!」言うてたから、首をひねっていたのか(笑)

その後、先方からFacebookでメッセージが届きました。

メッセージは、オカムラ翻訳ではなく、Google翻訳を使ったので、キレイに翻訳できました。

「あなたと面談できてよかった。なんだか良い出会いな予感がする。日本リーグはいつまでシーズンですか?」

あれ?この感じ。なんかいけそうじゃない!

やっぱり日本と異なる「文化の違い」なのか?

この雰囲気はOKサインなのかもしれない!

何度かメッセージをやりとりした後、なんと無事に契約書が届きました!

奇跡の面談だ!(笑)

さぁ、新しい物語の始まりとなるのか・・・!?

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